・打吹山（ウツブキヤマ） 　　（森林浴の森百選）　　倉吉市 　　関連サイト：　倉吉市ホームページ 写真（椿の平から山頂を望む）　　　　　　　 観察できる野鳥    交通  年中  春〜夏 秋〜冬  鳥取市からは県道倉吉青谷線を、米子市からは県道倉吉東伯線を進む。市役所裏または博物館裏の駐車場を利用。路線バスはJR倉吉駅から日本交通バスの市内線に乗り「赤瓦・白壁土蔵」で下車。時刻表はこちらです。 アオバト、エナガ、ヒヨドリ イカル、ウグイス、メジロ コゲラ、アオゲラ カワラヒワ、ヤマガラ ヒガラ、シジュウカラ カケス、ホオジロ、モズ ホトトギス、カッコウ ツツドリ、キビタキ オオルリ、コサメビタキ ヤブサメ、ツバメ イワツバメ、オオタカ シロハラ ジョウビタキ シメ、ツグミ ウソ、ノスリ 　倉吉市を象徴する山として市民に親しまれている打吹山は、全山がスダジイなどの照葉樹林に覆われて豊かな自然が残されており、林野庁が選定した「森林浴の森百選」にも選ばれています。ふもとの椿の平から展望台までの往復が一般的なコースですが、時間があれば越中丸跡にも立ち寄ってみたいものです。 　春先、スタート地点の椿の平で耳を澄ませていると五、六種類の野鳥の声が聞こえてくるでしょう。子供向け遊具のあるあたりではコゲラ、シジュウカラやイカルがさえずっています。遊歩道を歩き始めると、道端でえさをついばむヤマガラ、大木の間から時折見えるヒヨドリ、メジロ、エナガの姿や声が心を楽しませてくれます。４月下旬の一時期に限ってですが、コマドリの美しいさえずりも聞くこともできます。 　初夏、シャクナゲ園のあたりではキビタキ、ヤブサメのさえずりが、また遠くの方からはホトトギス、ツツドリやカッコウの声が聞こえます。さらに進み西側が開けたところでこずえでさえずるオオルリの姿を探してみましょう。 　展望台に着いたらモズやホオジロも出てきます。スコープがあれば街の北側にある向山（むこうやま）のサギの営巣地をのぞいてみてください。 　さらに越中丸跡まで足を延ばし南西側にある長谷寺の方向に目をこらすと、枝先でさえずるウグイスやふわふわっと飛ぶカケスの姿も見えるでしょう。 　時間と体力に余裕があれば、頂上やさらにその先の峠の展望台まで周回されることをおすすめします。 　／「とっとりの野鳥」（鳥取県農林水産部森林保全課発行　2003年）　より抜粋・転載 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「探鳥地ご案内」に戻る