・米子城山(ヨナゴジョウザン) (国史跡) 米子市 関連サイト: 米子市ホームページ
米子市の城山は樹木の種類も多く中海と湊山公園に接しているので、四季を通じてたくさんの野鳥を見ることができます。ここだけで一年間に60種類以上の野鳥を見た人もいます。コースはお天気や参加者合わせて選ぶことができます。湊山公園側の漕艇場前の駐車場が広いので、ここを出発点とした場合のコースをご紹介します。 駐車場から周囲を見渡すと城山、公園、中海と視界が広く、すぐに数種類の野鳥を見つけられるでしょう。階段を降りて公園管理事務所の横から中海の護岸に出ます。冬はカルガモ、マガモ、キンクロハジロなどいろいろなカモが水面で休んでいるでしょう。歩いていくと休憩所に着きます。このあたりの木々のこずえにはヒヨドリ、メジロなどがよくとまっています。中海の上を飛んでいるミサゴは魚をつかんでいるかもしれません。深浦橋の手前は魚が多いためか釣り人の姿があり、対岸にはサギ類がいます。カモも多い所です。時々、オオタカやハヤブサが旋回しているのを見ることもあります。 国道9号の深浦橋に行きついたら反転して城山周遊の路に入りましょう。メジロやキジバトをよく見かけます。中海展望台のあたりも鳥は多く、冬はルリビタキやシロハラ、春はウソに会えるかもしれません。城山頂上まで足を延ばせばアマツバメ、途中の坂道では春にはキビタキなどが見られるでしょう。 湊山公園側にも野鳥はたくさんいます。こちらもゆっくりと歩いてみてください。 /「とっとりの野鳥」(鳥取県農林水産部森林保全課発行 2003年) より抜粋・転載 「探鳥地ご案内」に戻る |