NPO法人 日本野鳥の会鳥取県支部  
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・九月探鳥会の報告
(2026/10/24)

 東部 9/27 「安蔵森林公園で野鳥を探そう!」 鳥取市安蔵

 探鳥地としておなじみだった安蔵(鳥取市河内)の林道が、2023年8月の豪雨災害で閉鎖され、久しく立ち入ることが出来ませんでした。キャンプ場やバンガローのある安蔵森林公園も営業を停止していましたが、道路や水道施設などの復旧により、6月に再開しました。そこで、Tさんからの提案を受けて、久々に9月の東部探鳥会を安蔵で開催したのです。

 実は水害前年の2022年にも、ここで9月の探鳥会を実施したのですが、9月上旬だったためか鳥の影が薄く、参加者が17名と比較的多かったにもかかわらず、確認種が13種という寂しい結果に終わりました。そこで、今年は9月下旬にずらすこととし、それでも鳥が出なかった場合、あるいは雨天なども想定して、安蔵森林公園管理棟の研修室を確保し、室内研修の準備もしておきました。

   
     キャンプ場横の駐車場に集合        通り抜けが出来ないので車の心配無し

 9時に安蔵森林公園の駐車場に集合。参加者は11名でした。一面の曇り空で、いつ降ってもおかしくないという条件でしたが、林道を数百メートル先まで歩いてみることにしました。実は9月上旬と中旬にも下見に来たのですが、意外にも鳥の姿を間近に見ることが出来、いずれも25種まで確認できていました。ひょっとして室内研修は必要ないのではと、期待を込めながら歩き始めました。

   
   やっと見つけた鳥の姿! キセキレイ    イガを器用にむいて栗を食べたのは誰?シカ?・・!

 ところが、2回の下見に比べ非常に静かで、うるさいほどいたソウシチョウや頻繁に遭遇したカラ類の混郡の気配もほとんどありません。かなり歩いてから、ようやく遠くのキセキレイをスコープに捉えることが出来ました。その後、定番のエゾビタキやコガラ、アオゲラなどを観ることができ、それなりの手応えがありました。とはいえ、やっぱり寂しい16種でしたが。

   
       エゾビタキ、発見!         研修室をお借りして、この森の野鳥を説明

 そのまま林道での探鳥続けることも出来たのですが、確保していた公園の施設内での研修会の様子を、利用実績としてアピールしたいという、公園管理者の強い要望もあって、鳥合わせと併せて、用意していた映像+音声を視聴いただきました。
 下見の際に出会った鳥たちを中心に、本来ならこういう顔ぶれに出会えたはず・・・という構成です。雨天の際には、これだけで2時間程度こなすつもりの内容でしたので、かなり端折った内容になりましたが、それでも時間超過してしまい、申し訳ありませんでした。

 今回の下見や本番の探鳥会を通して、安蔵の面白さを改めて感じた企画でした。積雪までに、何回か足を運びたいと思います。
(by A.Y photo:S.T+管理人)


 西部 9/27 「鏡ヶ成で高原の野鳥を探そう!」 江府町御机

 連続6年になる9月の鏡ヶ成探鳥会ですが、大型連休を避けた結果、9月最終週の日曜日の開催になりました。天候が心配されましたが、曇り空、無風で快適でした。集合場所で準備している時にモズの高鳴きが聞かれました。

 参加者は13人、うち会員は9人でした。探鳥会が初めての人、鏡ヶ成の探鳥会には初めての会員もありました。最初に過去5年間の探鳥会の観察データを配り、トークグループのアルバムに昨年までの植物の画像などをアップしました。そしてラインに参加してもらい、探鳥会の感想、写真をお願いしました。

          
  自然学習歩道の東屋でじっくり野鳥を観察      黄色い顔のハクセキレイの幼鳥

 奥大山レストハウスの屋根にとまったハクセキレイ成鳥と顔に黄色味がある幼鳥をからスタートしました。ウスイロツユクサ、ゲンノショウコ、ウメバチソウを観察し、自然学習歩道、キャンプ場内をゆっくり歩きました。このルートは介助があれば車イスでもいけそうなコースです。

      
        秋の風物詩エゾビタキ        鏡ヶ成の自然保護憲章発祥の地の石碑

 

 落葉前で見通しの効かない林内では、鳴き声とかすかに揺れる葉っぱを頼りにコゲラ、アカゲラ、アオゲラ、カラ類を探しました。

 キャンプ場では、木の先に止まった鳥を見つけました。モズのオスでした。その次はエゾビタキでした。数カ所で確認できました。木の幹を下向きに移動するゴジュウカラも見つけました。

 集合場所に戻って解散。有志はアケボノソウの観察へ。
(by H.T)


← 当日配布の「過去5年間の探鳥会観察リスト」
  (〇印は個体数不明を示す。)








 中部 9/13 「三徳山の渓流で野鳥を探そう!」 三朝町三徳山
    

 先週までの涼しさからムシムシする暑さに逆戻りな天候。 各自水分補給を忘れないように注意喚起をしてスタート。 駐車場の上空を、 何か加えたハシブトガラスが木の先端に止まり食べ始めました。 よく観察するとどこからかパンらしきものを拾ってきて食べてる様子。

 しばらく観察してから県道に上がり鹿野方面へ。 早速、 メジロ、 エナガ、 ヒヨドリ(幼鳥も数羽)が枝から枝へと飛び回っており、 その中にオオルリのオスの幼鳥も1羽紛れていました。
 その先へと歩くと、 県道からでも山の方に三徳山投入堂が見る事が出来ます。 初めて見る方もいらっしゃったので、水分補給も兼ねて観察。

   
     メジロの群れを観察            投入堂を観察      スコープで見た投入堂

 さらに鹿野方面へ進みます。 すると、アオバトが数羽現れました。 しっかり見れた方もいれば、 逆光であの黄緑色が確認出来ず、 悔しがっている方もいました。 すると、 折り返し地点の吉原橋で、 またアオバトが数羽上空を行ったりきたり。 木の先端に止まってくれて、ようやく黄緑色もハッキリ見る事が出来ました。

 渓流ではカワガラスや、 電線に止まるキセキレイを観察しながら、 三徳山休憩舎で鳥合わせ。 今日は、 予想外のアオバト観察会でした。
(by R.Y)



・八月探鳥会の報告
(2026/9/7)

 東部 8/2 「美歎水源地で森林浴を兼ねて野鳥を探そう!」 鳥取市国府町

 8月は鳥の閑散期。それに、このところの猛暑続きで朝から30℃超えなので、参加者は少ないだろうと思いつつ集合場所へ。すると早めに着いたのに既に待っている人がいて、開始時間には13人になった。数日前の下見の時には、セミの大合唱が邪魔をして確認できた鳥は数種のみだったので、初めの挨拶で今の時期は鳥の行動が少ないので見つけにくい。沢山の眼で見つけて欲しいとお願いしてから探鳥を開始した。

 初めに日陰の無い林道を約400m歩いて観察場所のダム湖周囲の遊歩道へ行くのだが、歩き始めてすぐに下を流れる川にハクセキレイを発見、その近くでキセキレイも見つけた。更に遠くからホオジロの鳴声が聞こえ、探すと山の稜線で姿も確認できた。見易い所なので、ほぼ全員に見て貰うことが出来た。

   
   1922年に使用開始、石造りの美歎ダム       外は酷暑だが、木陰は涼しい

 遊歩道に入ると林の中で、風も有り涼しくなった。気持ちよく歩いていると頭上からサンコウチョウの鳴声が、また木の間を動く小鳥を発見して写真を撮った会員もいた。その写真を見て、コサメビタキ?、サメビタキ?、オオルリかキビタキの幼鳥?、などと話したがハッキリ決まらずに終わった。下の写真でご確認を・・・(後日の結論としては、キビタキの雌か幼鳥ではとのこと)。

     


 その後も観察しながら途中の東屋まで歩いて、ここで暫く休憩、熱中症予防に給水などの時間を取った。

 この遊歩道は林の中を歩くので涼しいけれど、周囲の環境は殆ど変わらないので適当なところで折り返そうと思っていた。ちょうど重要文化財の大小の堰の所で適当な時間になったので、折り返して集合場所へ戻った。



    重要文化財の「通り谷」量水堰

 鳥合せをしてみると、さすがにベテランたちの確認、予想を超える18種。参加者の皆さん、暑い中の探鳥会、お疲れさまでした。

 以下はこの水源地の由来に関する参考資料(鳥取市のHPより 国の重要文化財の説明、一部略):

『 旧美歎水源地水道施設(きゅうみたにすいげんち すいどうしせつ)は、鳥取市が1915年(大正4)に山陰地方で最初に完成(全国では29番目)した近代水道施設です。・・・美歎水源地は日本人技師「三田善太郎」(みた ぜんたろう)が全国に先駆けて設計した貴重な「純国産型施設」です。

・・・1918年(大正7)9月に発生した台風によりダムが決壊し、濾過施設を含め下流部の集落が流されるという悲劇が起こります。鳥取市はこの災害を教訓に、貯水ダムを堅固なダムとするため、日本初のコンクリートダムである神戸市「布引ダム」の建設に従事した「佐野藤次郎」(さの とうじろう)の指導のもと、1922年(大正11)に給水を再開しました。このように、旧美歎水源地は山陰地方の未来を切り開くため、当時一流の技術者によって建造された施設です。その後、機能拡張に伴い1929年(昭和4)に濾過池を増設。1978年(昭和53)に休止するまでの60年間、鳥取市民の飲料水として用いられました。

・・・旧美歎水源地は量水施設や濾過施設の外形が当時のままの姿で保存されており、日本の近代水道施設の全体像をよく残しています。以上のことから歴史的価値が認められ、2007年(平成19)6月18日に国の重要文化財に指定されました。2011年(平成23)より、国及び鳥取県の補助を受けて文化財の保存修理と活用整備を実施し、2018年(平成30)に文化財施設として一般公開を開始しました。』
(by S.T photo:S.N+管理人)


 中部 8/2 「ツバメのねぐら入りを見てみようう!」 琴浦町

 観察場所は北栄町由良宿のアシ原です。今年、ねぐらハンターのOさんが見つけました。アシ原の広さはおよそ3ha。すぐ近くをJR山陰線の列車が走ります。3年ほど前は立派な水田だったと当時を知る人から聞きました。ここ1,2年でアシ原が育ったようです。
      
   西側の高台から見下ろしたアシ原全景     双眼鏡をのぞきながらねぐら入りを待ちます

 みんなでおしゃべりをしながらツバメを待ちました。ツバメが集まり始めるタイミングでOさんの助言に従い、西側の高台から見るチームと東側の森を背に見るチームに分かれました。全員が一緒だとツバメが警戒してねぐらを変える恐れがあったためです。そのおかげで乱舞するツバメを観察できました。その数は10000羽。上から横から後ろから、まさにツバメのシャワーでした。

 最高。めでたし、めでたし。と終わりたいところですが、いろいろ問題がありました。まずは、集合場所が別のイベントとかぶってしまった事。受付が大変でした。あいさつもそこそこに、近くのコンビニに再度集まってから現地へ向かいました。さらに終わりの鳥あわせの場所が、これまた暗くて暑くて、メモも大変。余韻を楽しむ余裕もなく解散しました。(by S.T photo:R.Y)


 西部 8/2 「ツバメのねぐら入りを見てみよう!」 米子市
    

 まだ日中の熱気が残る18時の水鳥公園の駐車場に21人(会員10、会員外11)が集合しました。まずリーダーによる鳥取県東・中・西部の大規模ねぐら場所の解説、ツバメの帰巣にまつわるクイズなどで事前勉強した後、車で彦名中橋まで移動しました。

 橋のたもとで日没を待っていると、まだホオジロやセッカの囀る声が聞こえてきました。ツバメがねぐらにするはずのアシ原の上にはチュウヒが1羽飛び回っていました。冬鳥としての認識しかなかったので、この時期に出会うとは驚きでした。

   
      集合時はまだ西日が暑かった          橋の袂で夕暮れを待つ

 夕焼けがキレイに見えだす頃、三々五々とツバメは現れ始め、暗さが増すにつれ次々と橋の上、水路の上を高速で通過しながらアシ原中に入って行きました。双眼鏡で上空を見るとかろうじて明るさの残る空をバックに無数のツバメが点々と見えました。今日のねぐら入りに集合したツバメの数はおよそ5000羽程度だったようです。

   
    夕焼けをバックにツバメの姿を探す       アシ原に入るツバメを追いかけて

 実はリーダーが事前の調査をした時にはもっと大規模なねぐらだったとのことですが、数日前からここのツバメたちは分散してしまったようです。ツバメのねぐらの場所は、年によって時期によって様々に移動するのはつきものですね。ツバメの姿が見えなくなる頃、代わりにコウモリが多数飛び回っているのも観察しました。観察された鳥:14種(by T.T)



・七月探鳥会の報告
(2026/8/9)

 中部 7/12 「鎮守の森で夏鳥に会おう!」 湯梨浜町宮内

 

 梅雨明けして真夏の暑さが照りつける中、伯耆一宮である倭文神社で探鳥会です。

 背の高い木々があるおかげで、日陰が豊富で、なんとか暑さを凌いでの探鳥でしたが、鳥の活動はあまり活発でなく、ちょっと寂しい感じでした。それでも鳥合わせの時に、サンコウチョウが何度も鳴いてくれたのが、よかったです。(by R.Y)






 西部 7/12 「ブッポウソウの巣箱を見守ろう!」 日南町

 7/12(日)の西部探鳥会は、支部会員9人、会員でない人4人の合計13人で、日南町の巣箱のブッポウソウを観察しました。道の駅「にちなん日野川の郷」に集合し、日南町役場の駐車場に移動してからは分乗して台数を減らし、巣箱を巡回します。

   
     スコープでじっくり観察             オニヤンマを咥えた親鳥

 最初の巣箱では電線に2羽、次の巣箱では4羽の成鳥が盛んに飛び回っていました。その次の巣箱では1羽のみ観察。ここまでは車窓からの観察です。次は車を降り、スコープを立てて観察します。予想ほどの酷暑でなく、皆でおしゃべりしながらじっくり観察できました。巣箱近くの電線に止まった親鳥は、大きなオニヤンマを咥えていました。

 最後の観察場所は、カメラ付き巣箱です。モニターで3羽のヒナを観察できました。ふ化したのは4羽ですが、最後にふ化した1羽は大きくなれなかったようです。3羽が無事に巣立つことを期待します。

 最後に、完熟トマトの試食販売と鳥合わせで終了しました。
(by H.T)


 ← カメラ付き巣箱とモニター画像








 東部 7/5 「扇ノ山で夏鳥に会おう!」 鳥取市国府町
    

 →  当日の悪天候により中止しました。



・六月探鳥会の報告
(2026/7/14)

 中部 6/14 「打吹公園で初夏の野鳥を探そう!」 倉吉市仲ノ町

 
11か月ぶりの打吹公園での探鳥会です。まず集合場所の倉吉博物館の裏玄関にあるツバメの巣を観察。それから、倉吉市役所本庁舎にあるコシアカツバメの巣を見に行きました。
 3階と4階に、たくさんの巣が見られました。コシアカツバメだけではなく、スズメもたくさんいて、にぎやかな住宅街といった感じです。しかしながら、地面には鳥と思われる頭蓋骨が落ちていて、自然の厳しさも垣間見えました。





← コシアカツバメの巣(人気の角部屋)






 建物を歩いていると、正面にイソヒヨドリの幼鳥を発見。親鳥からの給餌を待っているようでした。本庁舎の表玄関では、今まさに巣作りをしているツバメが2組見られました。雨風がしのげる良い場所なのかなと思われます。
   打吹公園の坂道を登っていくと、イソヒヨドリの成鳥(オス)2羽が、追っかけっこをしていました。縄張り争いかも知れません。また、飛龍閣の屋根には、イソヒヨドリの幼鳥3羽が止まっていました。打吹公園にあるサル舎には、たくさんのスズメが集まっています。何を隠そう、サル用のエサを狙っているのです。人参やキャベツ、固形飼料など、サル舎に入っては、好きなエサをくわえて飛んでいくのです。サルたちは全く気にしていません。「どうぞ、どうぞ」といった感じです。

     
    鳥と思われる頭蓋骨        鳥を発見!         東屋で鳥合わせ

 鳥居をくぐり、打吹山を登ります。カワラヒワ、サンショウクイ、ヒヨドリが姿を現してくれました。それから、メジロやエナガなどが観察出来ました。姿は見えませんが、キビタキやアオゲラ、アオバトの声も聞こえました。登山道途中の展望台に上がると、正面に見える向山にサギのコロニーを発見。数百のサギが観察出来ました。ここを折り返し、帰路に向かいました。

 東屋で鳥合わせをして解散しました。6月中旬で、暑さを覚悟していましたが、幸い、涼しく過ごしやすい気温の探鳥会になりました。(by M.M)


 東部 6/7 「百谷でサンコウチョウを探そう!」 鳥取市百谷

 参加者は19名、うち非会員2名。空模様が心配なこともあってか、会員が主体の探鳥会となりました。予報では10時頃から弱い雨とのこと。曇り空で日差しが無い中を9時に百谷公民館の駐車場を出発。早速、ホオジロ、ウグイス、サンショウクイなどのサエズリが出迎えてくれました。

 下見の段階では三か所でサンコウチョウの声を確認しており、各ポイントでしばらく待機してから、次へと移動することにしました。まずは杉林に囲まれた第一ポイントへ。ちょうどマタタビの花が咲いていて葉も一部が白化していたので、サルナシとの違いを説明。
 「誰か、マタタビの葉を持ち帰って、自宅の猫ちゃんの反応を試してみませんか?」と提案してはみたものの、誰も手を挙げず。誰も猫を飼ってはいないのか、それとも愛猫を実験材料にしたくはないのか?ここではサンコウチョウの声は確認できたものの、少し遠い。

   
    一部が白化したマタタビの葉と花       今年は「墓場のホオジロ君」は現れず

 次に、第二ポイントへ。しぱらく雑談しながら待っていると、サンコウチョウが近くでサエズリ始めました。次の瞬間、道路上の我々の頭上をサンコウチョウ♂が道路沿いに通過!
 尾羽の長さは胴長の2~3倍。背後の杉林に飛び込むまでの時間は、せいぜい3~4秒。直後に「今、見られなかった人」に手を挙げてもらったら、19名中2名のみ。実に参加者の約9割が目視できたことになり、当地での過去四年間の観察会における最高打率を記録。担当としてもうれしい結果となりました。残る2名の方は来年に期待してください。

 さて、最後の第三のポイントへ。ここでは前日の下見で、サンコウチョウ以外にもイカルやセンダイムシクイの声を聴いていました。サンコウチョウの声はここでも少し離れた場所から聞こえていましたが、残念ながら予報通りに10時過ぎに雨がポツポツ降り出したので退散を決定。あとは、よもやま話をしながら公民館へと引き返し、予定を早めて10:30に終了。

  なお、鳥合わせの際の情報では、一番最後を歩いていた4名が第一ポイントの近くで♂♀ペアのサンコウチョウを目視確認したとのこと。やはり「残り物(者?)には福」ですよねえ。
 結局、この日に確認できたサンコウチョウの数は5、全体の確認種数は、ホトトギス、ヤマガラなど19種でした。
(by 管理人)

← クリの花は既に満開。例年より一週間は早い。




 西部 6/7 「花回廊で野鳥と花を楽しもう!」 南部町鶴田

  雨天でも怖くない!探鳥地、西部お馴染みの「とっとり花回廊」での開催です。山陰地方も梅雨入りし、いつ雨が落ちてもおかしくない空模様の朝、11人(会員外4人、うちお試しメンバー2人)が集まりました。

         
  キビタキの声を聞きながら @展望回廊    ササユリが見頃 @花の谷

 まず展望回廊を時計回りに進むと、かなり近くでキビタキのさえずりが聞こえましたが姿は見つけられず。回廊を降りて「花の谷」に向かうと、丁度ササユリやアジサイが見頃でした。カワラヒワやコゲラの姿を確認しながら「桜の丘」経由で「芝生広場」に来たところで、若鳥を連れたセグロセキレイとキセキレイのオス・メスに出会い、全員でゆっくり観察しました。

   
    セキレイ2種の観察中 @芝生広場       マリーゴールドの絨毯 @花の丘

 「花の丘」では目の覚めるようなマリーゴールドが曇天に映えていましたが、いつもここから見える大山は雲の中でした。そろそろ雨粒が落ちてきたので、慌てて展望回廊に戻り、鳥合わせをして解散。
 その後、ちょうど園内で開催中の「バラ&クレマチスまつり」や南館で咲き始めたというヒスイカズラを見に行った参加者もありました。観察された鳥種は17種でした。(by T.T)。



・五月探鳥会の報告
(2026/6/20)

 西部 5/16~17 「バードウォッチング in 大山」  大山町大山

 5/16(土) 「前夜祭」 
 会員8名が参加。夕方の探鳥会は、山楽荘から大山寺、金門までのショートコース。 登山道で滑落事故があり、ヘリが救助活動が終わって、ようやく静かになった。
 山楽荘駐車場でキビタキを見つけて全員で観察できたが、オオルリの声・姿ともなし。佐陀川の河原でカジカガエルを見つけてスコープで観察。水音に負けない力強い美声! 参道を下る時ヤブサメの声。 夕食は、山菜精進料理をいただき、8人で野鳥談義、四方山話。(by H.T)

 5/17(日) 「野鳥の声と山菜料理を楽しむ会」
 探鳥と山菜料理を楽しむ伝統のイベント:BW in大山は今年で80回目を迎えました。今年の参加者は会員19人、一般23人の42人です。
 集合場所の山楽荘で受付開始直後、駐車場の上の電線にキビタキの雄がやってきて、上手なさえずりを披露し始めました。開会の挨拶もしてないうちから早々に全員探鳥モード。鳥見初挑戦の方々も含め、みなさんが労せずキビタキを双眼鏡で観察できたのは、何という幸運でしょう!

   
      開会の挨拶@山楽荘駐車場           深緑の中を金門へ向かう

 会員と一般参加の方の混成で3班に分かれ、新緑と鳥のさえずりのシャワーを浴びながら、僧兵コース、寂静山コースなどを歩きました。オオルリやゴジュウカラをじっくり観察した班、想定外のミサゴの出現に驚かされた班もありました。

   
    阿弥陀堂への階段で身体機能チェック        山楽荘での昼食風景

 各班で確認された鳥種を合計すると、ヒガラ、キセキレイ、ミソサザイ、クロツグミ、ホトトギスなど38種類となりました。探鳥のあとは、みなさんお待ちかねの山菜精進料理を山楽荘の大広間で頂きました。フジの花の天ぷらが目に美しく、締めの大山おこわでお腹いっぱいになりました。(by T.T)


 東部 5/10 「青い鳥を探そう!」 鳥取市樗谿公園

 5/10(日)の朝は快晴。8時に樗谿神社の鳥居付近に23名が集合、うち14名が女性。中部と同様に東部の探鳥会でも女性が過半数を占めるようになりました。この日の探鳥会のタイトルは「青い鳥を探せ!」。「青い鳥」の第一候補はもちろん「鳥取市の鳥」でもあるオオルリですが、果たして出てくれるかどうか?6日前には御宮池の上手で♂一羽が鳴いていたものの、昨日の下見の際には現れず。

 まずは「初心者組」と「その他ベテラン組」に分かれて、鳥居の少し先のポニー広場へ。陽当たりがよいので、樹々の間を忙しく飛び交う小鳥たちがはっきりと見えます。ヤマガラ、メジロ、コゲラ、ヒヨドリ。時々、ツバメ、カワラヒワ、カラスが上空を通過。少し遠くでアオゲラが鳴きました。

 「青い鳥」の第二候補のイソヒヨドリも現れたものの、♀なので青くなくて茶褐色、残念。この広場ではこの♀をよく見かけるが、なぜか♂は見たことがない。同じくこの付近をナワバリとするキセキレイが電線の上に停まったので、皆にスコープで見てもらいました。次々にあがる「わあ、キレイ!」の声。そうです! キセキレイって、じっくり見ると、その控えめな色彩の配置がシック、かつ絶妙で実に美しいのです。

    
 ヤマガラの動きが速すぎて、目で追うのが大変   近年増加中のウラシマソウの茶色の花(釣糸付き)

 場所を変えて本殿には寄らずに御宮池方面に移動。以前はこの池の下手付近で必ずオオルリのサエズリが聴けたのですが、最近は空振り続きです。御宮池に着くと珍しくカイツブリ一羽が池にいて、時々潜っていました。この池の鯉の産卵時期は今月末頃であり、鯉の稚魚以外の小魚が新たに生息し始めたようです。常連のカルガモペアは、この日も池のそばで休んでいました。

 さて、池の左側を進んで池の上手へ。6日前にオオルリが鳴いていたのはこの辺ですが、この日は一向にその声が聞こえず、どこかに移動してしまったようです。仕方がないのて、この先の急カーブの所の東屋まで往復することにしました。

 道沿いは杉やヒノキの林で野鳥は少なく、主に植物を観察。色があせたタニウツギの花が散り始める前でした。例年なら連休が終わってから開き始めるこの花、今年は四月末には既に咲いていてビックリしました。季節が以前よりも二週間ほど早まった感じです。 タゴガエルの合唱も一週間前がピークで、この日はポツポツと聞こえる程度に減っていました。一週間前には湯所神社主催の「タゴガエル鳴きまねコンテスト」が開催されて小6の男の子が優勝、賞金とお米とをもらったとのこと。来年、誰かチャレンジしませんか?

 キビタキの声を聴きながら上の道を引き返し、鳥居前に戻って鳥合わせ。全部で17種でした。

          
 先程、イトトンボがデコイのオニヤンマを訪問  野鳥の数は減ったが、御宮池の美しさは変わらない

 さて、毎年五月の連休明けにはこの樗谿公園で探鳥会を開催していますが、当支部の支部報「銀杏羽」に記録されている、2011年以降の当地でのオオルリの出現数を調べてみました。以下に示します。なお( )内の数字は出現数を正確に記録したものではなく、本文中の記載内容から推測した数字であり、実際の数字はこれ以上と見てよいと思います。

2011:(1), 2012:1, 2013:4, 2014:2, 2015:(1), 2016:(2), 2017:(1), 2018:雨天中止, 2019:0, 2020:(1), 2021:3, 2022:0, 2023:3, 2024:雨天中止, 2025:2, 2026:0

 2010年代末までは、ほぼ毎年、二、三か所でオオルリ♂のサエズリが聞こえていましたが、五年ほど前からは、そのサエズリが確認できない年が出てきました。また確認できたとしても短期間でいなくなってしまうケースが増えました。さらに、かっては複雑なフレーズを美しい声で歌う♂が主でしたが、最近来る♂は単調で短いフレーズのサエズリしかできない、まだ若いと思われる個体が大半です。おそらく近年では、♀が当地に定着せずに素通りして繁殖に至らずに終わっている年が大半のようです。

 この変化の主な原因はシカの食害にあるのだろうと推測しています。過去五年ほどの間に樗谿の地表植生は激変しました。笹薮や下草の大半が消失し、残っているのはシカが食べないシダ類や、有毒なキンポウゲ科やテンナンショウ属ばかり。幼虫が下草の葉を食べる昆虫の種類も量も大幅に減っているはずです。飛翔する昆虫が主食のオオルリにその影響が及ぶのは当然でしょう。

 オオルリに比べればキビタキの減少はまだ目立ちませんが、これは営巣場所の違いで説明できるのかもしれません。オオルリは主に渓谷岸辺の岩の隙間に営巣、対してキビタキは大木に空いた穴や空洞等で営巣するとされています。地表で営巣するオオルリの方が下草消失の影響を強く受けるのでしょう。大木の梢で歌うのに忙しいオオルリ♂が、地表で抱卵中の♀に頻繁に餌を届けるとも思えません。オオルリの♀は地表に昆虫が少ない場所での繁殖を避けるのではないでしょうか。

 当支部の前身の「気高野鳥の会」の発足以来、約40年間にわたって続けて来た五月恒例の樗谿探鳥会ですが、そろそろ開催地を見直すべき時期に来ているように思います。今後も当地で続けるのであれば、少なくとも「青い鳥を探せ」のタイトルについては変更した方がよいでしょう。 (by 管理人)


 中部 5/10 「青い鳥を探そう!」 倉吉市関金町木の実の里

 気持ちの良い晴天に恵まれ、顔なじみの会員11人が木の実の里公園に集まりました。今回は初心者向け探鳥会ということで広報していましたが、残念ながら新規の方の参加はありませんでした。

 まず始めに、公園利用の注意書きを皆で確認しました。園内には実のなる木、昆虫の集まる木、よい香りのする木など、昔の農村環境を再現するような形で植栽が行われています。園内で実った木の実は、独り占めではなく、人を含む他の生き物たちの分を残してなら、取ってもよいそうです。

 そうこうしていると、猛禽が出現!写真に撮ってみるとハチクマ雄でした。(①、②)ハチクマを初めて見たという方も何人かおられ、雌雄の見分け方や特徴的なディスプレイについてお話したりして、開始からいきなり盛り上がりました。

   
        ①ハチクマ雄              ②皆でハチクマを見上げる

 この後、林の中を進むとキビタキやカワラヒワの声が聞こえてきました。すでに木々の葉が茂っていて、鳥の姿を見つけるのは簡単ではありません。ちょうど繁殖期でもありますし、鳥たちの邪魔をしないよう、公園内の東屋に腰を落ち着けて観察しました。(③、④)

   
      ③公園内の東屋(東側)            ④公園内の東屋(中央)

 我々が動き回らなかったことが功を奏したのか、次第に色々な鳥たちが姿を見せてくれました。東屋と公園内の木々の距離感も良かったのでは、との声もありました。カワラヒワの追いかけっこ、コサメビタキの丸くクリっとした目、サンショウクイの胸の白など、しっかりと観察することが出来ました。ホオジロとウグイスがなかなか出てきてくれなかったのですが、こちらも最後の最後に現れて、21種とまずますの種数が確認できました。
(by H.Y)


 西部 5/10 「青い鳥を探そう!」 大山町大山

 五月晴れで素晴らしい探鳥日和の朝、大山ナショナルパークセンター前で受付を始めてびっくり。次から次へと会員外の方が集まり、岡山、島根など県外も含めた25人、会員は11人、総勢36人という、いつになく大所帯での探鳥会となりました。

   
     イワツバメ観察中@大山寺橋       もしかしてサンショウクイ?@大山寺境内

 まず大山寺橋まで歩き、橋の下に巣を作っているイワツバメたちの乱舞を見たあと、大山寺境内を経由してキビタキの鳴き声を聞きながら金門へ。新緑と大山北壁の絶景を堪能しながら待つ事しばし。ようやく目の前の杉のてっぺんにオオルリが止まり、さえずりを始めました。美声を楽しみながらかわるがわるスコープでじっくり観察し、全員が「青い鳥」をゲットしました。

   
    オオルリの出現を待つ@金門        島根半島と日本海を望む眺望@大山寺参道

 確認した鳥種は、オオルキ、キビタキ、キセキレイなど24種でした(by T.T)。



・四月探鳥会の報告
(2026/5/31)

 東部 4/26 「若葉台で春の小鳥たちに会おう!」  鳥取市若葉台南

 我が家から集合場所の公民館まで歩いて5分程度、ギリギリ出ても良かったのだが、今日は30分程早く家を出た。何故か?
 理由は探鳥会ルートの下見をした当日、公民館のそばにある小学校校門前の欅に掛けられた巣箱に、シジュウカラが出入りしているのを見たからだ。探鳥会当日そのまま営巣活動している様なら、参加者に遠くからスコープで覗いてみてもらってもいいかなと思い確認に行った。離れた場所から双眼鏡で巣箱を観察、15分程見ていたが出入りする様子は見れなかった残念!結局早めに集合場所へ。

 昨年4月と同様にコシアカツバメが、駐車場の水溜りの土を巣材とするため飛来していた。巣作りの材料集めの邪魔をするつもりは無かったが、結局そうなってしまった。申し訳ない。集合時間が近づくにつれ次々と参加者が到着、大学生の参加も有り、9時前には30名近くに成っていた。出発前のミーティングを行っている時、親子2名が到着最終32名となった。挨拶の中で乾燥注意報が発令されているので、喫煙される方は山の中で吸わない様にお願いした。

   
 コシアカツバメの巣材場をお借りしてコース説明    森に入った直後にコース最大の登り

 いつもの様に宅地を進んで行ったが、スズメしか現れなくて寂しいスタートとなった。宅地を抜け里山の入り口で、今回も「山に入るぞー!」とクマ避けの一声。登りの細い一本道上から見ると、32名が歩く様は大名行列のようで壮観。

 最初の休息ポイントに着く前に聞けた鳴き声や囀りは、キツツキの立ち木を嘴で叩く音(ドラミング)、サンショウクイの飛翔しながら鳴く「ヒリヒリ」の声、近くでウグイスの「ホーホケキョ」、遠くでキビタキの囀りなどが聞こえた。

 休憩を取りながら黙々と前進していると、特徴のあるイカルの鳴き声、しばし耳を傾けた。尾根を歩っていた時、キビタキの囀りが右左の谷から聞こえるが姿は見えない。途中のカラ類が良く現れるポイントで暫く待つ作戦を実行。程なくしてメンバーの1人が何か動いたとのことで、その方向を皆が注視するとサンショウクイが姿を現した。一瞬のチャンスをモノにした人、そうでなかった人、全員が見れれば良いのだが、これだけの人数ではなかなか難しい。

   
   カラ類を待つが「なかなか出ませんねえ」    「ママー、チカれた、抱っこ!」 

 ルートの中間辺りでは、キビタキの囀りが近くで聞こえ、皆であちらこちら探すが姿が目に飛び込んでくることは無かった。メジロも高い樹木の天辺で囀っていたが、若葉が邪魔をして探すのを諦めてしまった。新緑の雑木林で小鳥の影を見つけるのは本当に難しい。

 山を下る前の最後の休憩。視界が開け遠くに扇ノ山やら氷ノ山が望めるその場所で、眼下の杉や松の先端を見ようとするが、目の前の雑木から枝葉がちょうど目線の高さに伸びていて、とても見づらくて。枝の隙間を探して覗いて見たが、サシバやトビなど猛禽類の飛翔は見られなかった。昨年訪れた時はまだ見晴らしは良かったのに、樹木の生長スピードには驚かされる。

 少し長めに休憩をした後、下り道に入った。落伍者無しで全員が多目的広場に到着、それぞれが出発点の公民館に移動。いつもの様に、公民館手前の歩道橋の上から大池を皆で探索。カワウ、ヒドリガモ、コガモ、カルガモ、カイツブリの水鳥5種をリストに追加。

 お母さんと一緒に参加された小さな女の子も元気に完走。いつも思うのだが、事故無く終れたことが一番良かった。鳥合せを行い、最終的に28種の鳥との出会いを全員で共有し終了した。(by K.O、photo:S.T、管理人)


  コバノガマズミの白い花がきれいでした


 西部 4/19 「春の大山一斉清掃+春の野鳥を探そう!」  大山町大山

 大山一斉清掃は春と秋の2回。毎回参加し、ゴミ拾い+探鳥です。今回98回目という大山一斉清掃です。我々支部は、コロナ禍で一斉清掃が中止された時もゴミ拾いと探鳥を継続していました。大山寺の気温は17,8度で無風、絶好の一斉清掃日和、探鳥日和です。支部からの参加者は会員14人と会員でない3人、合計17人でした。

 博労座駐車場をスタートして、環状道路を桝水方面に進み、ゴミを拾いながら鳥の声を聞きます。オオヤマサクラを鑑賞し、足元の草花を観察しながら鳥の姿を探します。横手道入口まででゴミ拾いは終了。年々ゴミは減少していますが、ゼロにはならないのが残念です。
    
        開会式             ゴミ拾い+花見+鳥見      ダイセンキスミレ

 横手道に入り、小鳥の径を帰ります。芽吹いたばかりの森は見通しが利き、カラ類などが賑やかにさえずっていました。大山の稜線にワシタカSP3羽が飛翔、石の鳥居の付近では頭上をアマツバメ5+が飛んでいました。帰り道の後半になって待望のコマドリの声が聞かれ、全員で聞きました。足元にはミヤマカタバミ、ダイセンキスミレ、フデリンドウが咲いていました。

 鳥合わせのあとは事務局かあれこれ連絡事項が盛りだくさん。BWイン大山、研修会、定期総会、特別展鳥、バードショップカタログ、バードメイトピンバッジなどなど。解散後の帰り道、道路上で大きな蛾を見つけた会員に出会いました。その蛾の大きさ、柄、体形(攻撃態勢?)にびっくり!
(by H.T)

← この蛾の名前、オオシモフリスズメだった







 中部 4/12 「しあわせの郷で春の鳥を探そう!」 倉吉市小田

 少し風もありましたが、 天候にも恵まれ、 桜が舞う中バードリスニングで耳を澄まして野鳥の声を聞きました。 ヒヨドリ、 ウグイス、 カワラヒワ、 コシアカツバメの鳴き声を確認した後、 散策スタート。
 玄関前の駐車場から天神川の水鳥を探します。 遠くにカモらしき野鳥を見つけるも、 スコープでもなかなか識別出来ず、 みんなで観察した結果ヒドリガモ??という事でカウント(写真①)。

   
         写真①                      写真②

 建物の裏手を進み、 東屋の中で2度目のバードリスニング。 道路の方からは、 元気のいいキジの声。 建物の屋根には、 セグロセキレイが餌を咥えて子育て中の様子でした。 そのまま散策路を進み下に下りようとすると、 芝の上でだるまさんが転んだを何度も繰り返すツグミ。 しばらくみんなで観察(写真②)、 階段を下りると上空にヒヨドリ100羽近くの群れが通過して行きました。 しだれ桜がまだ残っており、 シジュウカラやメジロの鳴き声と共に、 花見を楽しみながらゆっくり散策していると、 2度目のヒヨドリの群れ。 その後、ミサゴの雄が向山の方から天神川へ向かって通過。

 多目的広場へと向かい、 階段に近くづくと広場にはツグミが数羽歩き回っていたので、 しばらく観察(写真③)してから広場に下り、 ツグミや上空を飛び回るコシアカツバメを観察していると、 今度はミサゴの雌が通過。 会員の方の情報では、 向山の方でミサゴが繁殖しているとの事。

 この後、 広場の東屋で鳥合わせ。 本日探鳥会に初めて来られた方に感想を聞くと、「沢山の野鳥が見れて良かったです。 また参加したいです。」との事でした。 最後に、 新年合同探鳥会の時に作成し、 余っていた鳥の羽キーホルダーを皆さんに差し上げて終了。 (by R.Y)



      写真③



・三月探鳥会の報告
(2026/4/5)

 西部 3/22 「大山山麓で春を探そう!」  伯耆町丸山

 朝から曇り空。でも午前中はもちそう。集合場所のガーデンプレイスについたら、河津桜は満開でした。9時近くなったら参加者が次々とこられて総勢24人となりました。

 駐車場では高い木のてっぺんに鳥影がありました。ホオジロのようです。歩き出して最初の下り坂でいきなりジョウビタキが道路の真ん中に出て来ました。その後もしばらく、つかず離れずガードレールの上に止まって5メートルくらいの距離でポーズをとってくれました。全員大喜びでじっくり観察しました。エナガも近くに出てきて大好評でした。

   
                              キセキレイの成鳥                                                        
 イノシシの罠は2か所ありましたが、入り口は閉じてあり、もちろん姿はありません。途中、カマキリの卵鞘をいくつも見まし た。「誰か持って帰って部屋の飾りにしませんか?といったら「キャー」という声が返ってきました。悲惨な結末が予想できる人ですね。

 その先でヒミズの亡骸もみつけました。よごれてもおらず、きれいなままでした。心優しい人が道の脇に安置しました。ヒミズ「日不見」はモグラの仲間ですが、枯れ葉の下などに潜り込んで生活しているようです。道理できれいなわけだ。

   
     ヒミズの死亡現場で大渋滞

 帰り道で最後にモズが出てきて締めくくってくれました。レンジャクも出たようですが、私は見れませんでした。今年は観察例が多いようで、当たり年かも。今後に期待したいですね。
(by T.T、photo:K.K)


 中部 3/8 「早春の逢束海岸でゴミ拾い&探鳥」  琴浦町逢束

 朝起きたら外はうっすら雪化粧、日中も一桁の気温とのこと。防寒対策をしっかりして集合場所へ向かいました。こんな日に来るのはよほどの使命感に燃えた役員くらいだろうと待ちました。集まったのは会員4人、近所の一般人3人の計7人でした。

   
     プラゴミ限定で拾いました        拾ったゴミを前に「プラゴミー」でパシャリ

 ゴミ拾いは時間を30分に決め、人工物(特にプラゴミ)に限定して拾いました。用意したゴミ袋20枚では足りず、大きな発砲スチロールやロープはそのまま回収場所に運びました。
 北風と高波を避けるように波消しブロックの手前にカルガモやコガモ、目の前の砂浜に急降下するヒバリ、港のそばにセグロカモメ、近くの砂浜ではシロチドリの群れなど観察しました。ゴミ拾いでぽかぽかに温まっていたのに、野鳥を探していると寒いので、早めに切り上げました。

 今回のゴミ拾い、町役場に事前に連絡したら専用の袋を用意してくれました。集めたゴミも翌日回収してくれるという対応。ありがたかったです。
 無理やり誘った近所の一人から「ちょっといいことをして、少し晴々した気持ちになりました。誘ってもらってありがとう」とうれしい感想をもらいました。いいことすると気持ちいいです。(by S.T)

 ゴミ袋には公益財団法人海と渚環境美化
  ・油濁対策機構の文字


 東部 3/1 「千代川の水辺で冬鳥を見よう!」 鳥取市河原町稲常

 前日の寒い雨模様、一年前の雨降り探鳥会を思い出すと、本日の暖かくてのどかな河原町・林業試験場。渓流釣り解禁日と重なっていたのですが、それでも30種。ここではあまり出てこないカワセミまでが翡翠色を見せてくれました。女性の出席率が高く63%。殊に今回が初めてらしい参加者もあり、有難くうれしい限りでした。

   
  ヨシガモを観察、順光を浴びた羽根が美しい。 足元に菜の花、空にはヒバリ、やっと春が来た!

 ここで観察するたびによく観られるマガモ・カルガモ・カワアイサ、鳴き声のウグイス・ヒバリを始めヨシガモ・ホオジロガモ。そしてノスリとハシボソガラスのエサ取りバトルまで。それ以上に太陽の暖かさを感じられる、楽しい日曜日の朝でした。 (by H.O、photo: S.T & 管理人)

   
 野ネズミ完食後のノスリ、電柱の上で休憩中。  対岸の木に停まったカワセミ♂をウォッチング。



・二月探鳥会の報告
(2026/3/1)

 西部 2/22 「西部海岸で冬の海鳥を探そう」 県西部海岸

 2週間前の大雪が嘘のような陽気の中、海の色はすっかり春模様です。でも今日は帽子が飛びそうな風の強さですが、日野川右岸河川敷には会員11人が集合しました。
 「さぁ、いつもように、まずは河口でカモメ類の識別を・・」と言いたところでしたが、今季は河口に砂洲がないせいかカモメ類が少なく、かろうじてカモメ、ウミネコ、セグロカモメを区別しました。

   
    カモメが少ないなぁ@日野川河口         シノリガモを探せ@淀江港

 その後、車に分乗して海岸沿いに東へ移動し、まず淀江港でお目当てのシノリガモを見つけました。彼らのユニークな白・ブルーグレー・レンガ色の模様が順光に美しく映えていました。
 大雀海岸では、双眼鏡でも識別可能な近さでミミカイツブリが潜水を繰り返しているのをキャッチ、冬羽の顔の特徴をしっかり把握しました。
 御来屋漁港ではレアモノのクロサギが黄色の足を見せながら目の前を飛んで横切り、ここで定番のヒメウも50羽あまり観察しました。スコープで覗くと独特の頭部のフォルムが緑色の金属光沢を放っていました。

   
    ミミカイツブリを探せ@大雀海岸      シノリガモ(2/21下見時の撮影@保田海岸)

この他にもヨシガモ、ミサゴ、ウミアイサ、ダイゼンなど水辺の鳥を中心に27種を確認し、今回も充実した海鳥観察会となりました。(by T.T)


 中部 2/8 「社叢で冬の小鳥を探そう」 倉吉市上井神社
       → 当日の悪天候により中止しました。


 東部 2/1 「湖山池つづらお城址で冬鳥を見よう」 鳥取市湖山池

 3日前から雪が降り続き、前日に様子を見に行ったときは雪の深さが35cmくらいありました。駐車場は一部が除雪されていたので車は停められそうですが、人の歩いた形跡がありません。
 湖山池が見渡せる水際まで達するだけでも、深い新雪を踏みしめて進む必要があります。せめて水際にある東屋のところまでたどり着ければ、降雪をしのぎながら水面のカモが観察できます。そこまでの100mあまり、雪に踏み跡をつけて歩きやすくしておきました。気休め程度ですが。
 当日、現場に到着してみると、幸いにそれほど積雪が増えていませんでした。雪も降ったり止んだりですがそれほど厳しくありません。9時に、歩ける範囲が限られることを予告した上で探鳥会を開始しました。

   
     踏み跡をたどって一列で進みます          東屋から水鳥を観察

 まず、前日の踏み跡をたどって水際まで進みました。マガモ、カルガモ、ヒドリガモなど、おなじみのカモ類に加えて、ホオジロガモや人気のミコアイサも観察できました。ピリッ、ピリッというコガモの声も盛んに聞こえていました。トピックスはヒシクイで、2羽がそろって間近を飛んでくれたのが幸運でした。この2羽は明らかに大きさの差があり、小さい方はマガンくらいの大きさの小型亜種かもしれません。

 雪が小康状態となったので、カラ類など、林の鳥たちに出会うために、城跡側に進んでみることにしました。こちらは踏み固めて道を作っていないので、車の走った轍の跡と思われる、雪の浅いところを選んで進みました。早速、エナガ、シジュウカラ、コゲラの混群が通過し、かわいい姿を観ていただくことができました。O氏に見つけていただいたシメも、結構人気でした。また雪面を盛んに歩き回るイソシギが近くまで寄ってきてくれたのもラッキーでした。

   
 雪が降り出すと屋根の存在がありがたいですね      近くに寄ってきたイソシギ

 本来ですと、岬の先端部まで進みたいところですが、歩くだけでも体力を消耗する上に時間もかかるため、残念ながら途中で引き返しました。駐車場に帰り着いて鳥合わせしたところ、なんとか35種までリストアップできました。昨年の44種には及びませんが、この条件では上出来ではないでしょうか。皆さんお疲れ様でした。
 (by A.Y)



・新年合同探鳥会の報告
(2026/1/31)

 東中西 1/18 「中部に集まれ 新年合同探鳥会交流会」 湯梨浜町東郷池あやめ池公園

 1月の探鳥会は県内1カ所での合同開催です。今年は中部の順番でした。第1日曜日の4日は家族サービス優先、11日はガンカモ調査ということで18日になりました。この時期の山陰は曇天積雪が当たり前ですが、当日は春の陽気の新年探鳥会でした。

   
      支部長挨拶でスタート            快晴の東郷池あやめ池公園

 集合時刻は少し遅らせて9時半に設定、東郷池あやめ池公園に集まったのは、東部14人、中部10人、西部8人の32人です。支部長のあいさつで開始、快晴、視界良好の東郷池の湖畔をゆっくり歩きました。ミサゴ、カワセミなどをゆっくり観察しました。

   
       ミサゴが悠然と               カワセミも日向ぼっこ?

 交流会は、あやめ池スポーツセンターに移動して11時開始、30人が集まりました。最初に、中部のツバメのねぐら(琴浦町の家畜用トウモロコシ畑)についてプレゼン。講師は、中部出身で岡山在住会員のOBTさん。次に、鳥の羽根を使ったキーホルダーづくりのワークショップ。講師は中部役員のYMUさん。

   
       オオバンは餌探し?             ツバメのねぐらの研修会

 最後は、恒例の新春福引は、カードを引いて順番に自己紹介、好きな缶バッジ1個と賞品1個を選択できるもの。オリジナル缶バッジは4種、賞品はエコバッグ、BW用軍手、フェアトレードチョコに加え、会員提供のタカノハガイ(鷹の羽貝)、とまり漬け、バーダー1月号。


    会場の傍らには、フリーマーケット「フリマ屋」の鳥関連グッズの販売、バードメイトピンバッジのコーナーもあります。フリマ屋の売上は支部に、バードメイトピンバッジは本部への寄付とします。ありがとうございました。

 合同探鳥会と交流会はもちろん、休憩中のおしゃべり、後片付けの共同作業まで、楽しいひとときでした。皆さん、ありがとうございました。 (by H.T photo:S.N+ U.Y+ T.T)


    ↑ 寄付・福引・販売コーナー


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