NPO法人 日本野鳥の会鳥取県支部
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・最新情報


・中部でも「ツバメのねぐら観察会」を実施
(2017/8/15)

 先日の西部地区での観察会に続いて、8/12(土)に中部地区の湯梨浜町でもツバメのねぐら観察会を実施しました。開催を地元自治会との共催にしたので、湯梨浜町の町報や日本海新聞の催し物欄に開催案内が載りました。また、地元子供会のラジオ体操の会場で自作のチラシを配布しました。その効果もあって、参加者は会員6名、非会員17名の合計23名と、中部としては多い参加者になりました。

 受付の方法を、一覧名簿方式から、個別の受付カード方式に変えて、初めての会でした。思ったより手間はかかりませんでしたが、カード記入板が多数必要なので荷物が増えることになりました。

 探鳥会の内容は昨年と同じで、最初にツバメのクイズ、そしてカラスからツバメの巣を守る工夫を見て、最後に集団ねぐら入りを見ることです。今年の改善点は、観察してほしい9項目をビンゴカードのようにしたことです。ツバメの姿や声、巣、カラスから巣を守るネット、アシに留まる姿など探鳥会で全てに丸がつくようにした9項目です。

  
 まず最初に、近所のツバメの巣の観察です   巣は二カ所、ネットはカラス対策

 探鳥会の始まった頃にはツバメの姿は1羽も見えなかったのに、巣を観察してから、休耕田に移動してしばらく待つと、次第にツバメの数が増えてきて、最後には4000羽ほどの集団になり、手が届きそうなほど近くを何度も飛び交ったり、大集団が鳴きながら上空を舞う様子が観察できました。初めて見た人には満足していただけたと思います。ビンゴカード、全員が全部のマスに丸が付いたはず?

 
          19hを過ぎると、ツバメが集まり始めました

 なお、当日は日本野鳥の会本部の普及室の江面さんが参加されました。各地のツバメ観察会の様子の取材のため、広島を経由して鳥取県中部に来られました。住宅地の近くで開催されたので地元の参加者が多いことや、遠方からねぐらを見るのでなく、ねぐらのそばでツバメが自分の周りを飛び交う様子を体験されて、大変喜んでおられました。
(by R.Y)


・「氷ノ山仙谷 登山探鳥会」の報告 (2017/8/7)

 8月6日(日)に東部地区では氷ノ山の仙谷ルートで登山探鳥会を実施しました。この谷は山頂の西側にあって残雪が豊富なためか、コマドリやエゾムシクイが繁殖している可能性が高く、さらに亜高山帯で繁殖してにいるはずのルリビタキやウソが夏場に確認されたこともあります。ごく狭い範囲ではあるものの、山陰には特異な生態系が成立しているようです。

 朝8hに氷ノ山響の森の駐車場に集合したのは、最近入会された登山好きの女性一名、プラス常連のオジサン会員たちで合計六名。早速、スキー場脇の登山道入口に移動し、仙谷に入りました。この日の鳥取市内の予想最高気温は37℃!しかし、谷の中はブナ林の木陰を渡る風が心地よく、実に快適。

 枝打ちされたスギ林を過ぎたあたりで、コガラの幼鳥、コゲラ、ソウシチョウが次々に出現。他のほとんどの鳥がサエズリを終えた八月に、ここのブナ林の中で一番賑やかにさえずっているのが中国原産の外来種ソウシチョウです。筆者が氷ノ山で初めてソウシチョウを確認したのは2004年夏の仙谷でしたが、同行のK氏によると、既に約二十年ほど前、氷ノ山の稜線上で兵庫側から聞こえて来るソウシチョウのサエズリを確認したことがあるとのこと。

 この日は、氷ノ山の植物に詳しいO氏も参加。色々と植物の名前を教えてもらいました。面白かったのはハエドクソウ。昔の人は、この草の根をすりおろしてハエ取り紙を作ったそうです。この草自体が有毒でシカも食べないので、最近は急速に増えているとのこと。他には、ギンバイソウ、タイミンガサ、サンヨウブシ等々。この仙谷には県指定の絶滅危惧種(RDB)植物がたくさんあるが、そのことの認識と保全活動は、まだまだ不十分とのこと。

  
  仙谷ルートには、短い鎖場が三か所ほど   山頂まで行ったことの証明写真です

 
さて、谷筋を離れて左斜面へ。ここから木の根が露出した急坂を登り、息を切らしながらコシキ岩の少し北の稜線へと到着しました。毎年の夏の盆明けくらいまでは、この登りの途中でコマドリのサエズリを聞いていたのですが、今年は全く聞こえず。今年二月の異常な大雪が影響したのでしょうか?ただし、メボソムシクイは例年通りにさえずっていました。

 コシキ岩の左側を回って稜線を進み、11時20分頃に山頂着。接近中の台風の影響で涼しい南風が強く吹いており、日差しは強かったものの汗をかくほどではありませんでした。兵庫側から登って来た人が大半であり、いつものように山頂は関西弁で賑やかでした。

  
  稜線からは鉢伏山方面の展望が開ける   登山道の上にイワタバコの花が咲いていた

 昼食をすませて12時に下山開始、稜線を下って氷の越へ。聞こえて来るのはソウシチョウ、クロジ、ウグイスのサエズリだけでした。氷の越から急坂を下り、響の森に到着したのが14時頃。途中でオオルリの短い歌を鑑賞。外観は成鳥のようだが、まだ若いのか単調なサエズリ。鳥合わせをして、全18種出たことを確認。真夏なので、こんなものでしょう。気になったのは、コマドリのサエズリが確認できなかったこと。来年は今まで通りに来てくれるのでしょうか?心配です。

 なお、この仙谷ルートには、短い距離ですが岩場(一応、鎖は設置してある)が数か所あり、岩場を下る際に滑落する恐れがあります。このルートは登り専用のルートとしてのみ利用してください。
(by 管理人)
 

・「ツバメのねぐら観察会(西部地区)」を実施しました
                         
(2017/8/7)
 8月6日(日)に西部地区でツバメのねぐら観察会を行いました。一昨年は安来干拓地、昨年は米子市安倍の干拓地でした。今年のねぐらは、何と米子空港内のアシ原!!
 米子空港は航空自衛隊美保基地と共用の空港なので、容易には立ち入れません。一番近い米子側の堤防の一時使用届けを国交省中海事務所に提出し、空港フェンスのギリギリのところから観察しました。会員10人と非会員11人(大人16人、子供5人)で、土居支部長のクイズ付解説を聞きながらの観察です。

  
フェンスの向こうの空港(美保基地)内がねぐら    夕暮れの空にツバメが乱舞

 下見の時はねぐらがちょっと遠いので期待薄かなと思っていましたが、今日は我々の直ぐ頭上を多数のツバメが乱舞するサービス振りに全員が酔いました。島根半島側の夕焼けや、大山側の十三夜の大きな月をめでて、昼間の38度の暑さも吹っ飛びました。
(by T.T)


・鳥取県立博物館で「つばさの博覧会」を開催中! (2017/7/25)

 先週末、鳥取市内の鳥取県立博物館で開催中の「つばさの博覧会」(7/15~8/27)を見に行きました。昆虫、翼竜(!)、鳥、コウモリ等、つばさを持っている動物を全部集めたという実にユニークな博覧会。出展の一部については当支部が協力したこともあり、開催が始まったら早いうちに見ておきたいという気持ちもありました。

 第一部「いろいろなつばさ」では、昆虫から翼竜、恐竜の子孫としての鳥類、コウモリやムササビに至るまでの色々な翼を展示。何と言っても、約7千万年前の白亜紀末の巨大翼竜、ケツァルコアトルスの実物大模型が圧巻でした。翼開長は約10m、体重は200kg以上と推定されているとのこと。こんな空飛ぶ怪物と同じ時代に生まれなくて、本当によかった!!

  
  約三億年前の巨大トンボ、メガネウラ    上空から、ケツァルコアトルス!来襲!

 第二部「羽毛のいろいろ」で面白かったのは、恐竜が鳥になるまでの羽毛の進化の過程が詳しく解説されていたこと。有名な始祖鳥や、最近話題の孔子鳥の実物大模型も展示されていましたが、意外に小さかったです。孔子鳥♂の尾羽が、サンコウチョウ並みに長いことにもビックリ。オスの鳥が目立ちたがり屋なのには、一億年以上も前からの歴史があるのですね。

          
 当会のMさんのお気に入り、ハシビロコウ。    これが、あの有名な始祖鳥です。

 第三部「とっとりのとり」では、鳥取県内で発見された弥生人が鳥の骨で作った各種の道具や、当支部やその他団体による県内の野鳥保護活動の状況などが展示されていました。当支部が以前から熱心に取り組んできたコアジサシやブッポウソウの保護活動等も詳しく紹介されていました。感謝です!

 
  当支部が2000年から取り組んできた「ブッポウソウ保護活動」も詳しく紹介されました。

 昆虫、鳥、翼竜や恐竜など、それぞれ個別の生き物だけに興味がある方にとっても、生物界全体を十分に楽しめる構成となっている展示だと思います。少なくとも、この夏休みの間、昆虫好き、恐竜好きな子供たちを連れて行くには絶好の場であることは間違いないでしょう。
 詳しくは鳥取県立博物館の公式HPをご覧ください。なお、大学生以下と七十才以上の方は入場無料とのことです。

(by 管理人)


・7/16に「ブッポウソウ観察会 in 日南町」を実施 (2017/7/23)

 7月16日(日)3連休の中日、薄曇りのまずまずの天候の中、恒例の「ブッポウソウ観察会 in 日南町」を開催しました。米子の西部総合事務所に集合の4人、日南町役場に集合の20人、途中合流の1人を加えて総勢で25人。参加者の県別は、広島2人、山口2人、島根5人、鳥取16人です。車に分乗して幾つかの巣箱を巡回しました。
 23番巣箱では、広い路側帯に車を停めて木陰から巣箱を観察できました。巣箱の近くを飛ぶ成鳥は肉眼でもブルーの羽根に白斑が美しく、電線に止まった成鳥はスコープで赤色が鮮やかなクチバシと足をじっくり観察できました。
 32番巣箱には観察用カメラが設置してあり、車庫に置いたモニターでリアルタイム画像を見ることができます。4羽のヒナと、給餌に帰って来た親鳥を確認できました。

   
  巣箱の近くで親鳥2羽をじっくり観察    巣箱に設置したカメラ画像でヒナの様子を確認

 観察のあとで、車庫を提供してもらっている栩木(トチギ)さんの農園のトマトを皆でいただき、希望者は購入。最後に鳥合わせをして解散しました。

(by T.T)


・7/2に「扇ノ山 登山探鳥会」を実施しました (2017/7/5)

 東部では、7/2(日)に、この時期恒例の扇ノ山への登山探鳥会を実施しました。梅雨時のために、実施できるのは平均して二年に一回程度。昨年も雨で中止。しかし、今年は幸いにも雨が降らず、予定通りに山頂まで登ることができました。

 朝8時に雨滝集落のバス停前に12名が集合、うち5名は鳥大の自然系サークル所属の学生さんたちでした。車に分乗して河合谷林道を抜け、標高約1050mの登山口(通称、水場)に到着。ここから県境尾根を南下して山頂に向かいました。このコースのほとんどは比較的若いブナ林の中にあります。緑一色に染まる中、カッコウやホトトギス、ヒガラやコガラのサエズリを聞きながらゆっくりと登って行きました。

 このコースの急な登りは、山頂手前のピーク(通称、大ズッコ)への登りと山頂直下の斜面だけ。ゆるやかな起伏が多く、登山コースというよりもハイキングコースと言った方が適当でしょう。大ズッコの登りにかかるあたりで、クロジやコルリのサエズリも聞こえてきました。ギンリョウソウや、扇ノ山が日本での南限とされているタケシマランやなどを確認しながら進み、標高1310mの山頂に到着したのは11時。ここで昼食を取って休憩、その間にも次々と登山者がやって来ます。近頃は、手ごろなハイキングコースとして人気が出ているようです。
   
      美しいブナ林の中をゆっくりと散策       大石尾根道との分れにある「五本杉」

 12時に下山開始、来た道を戻ります。上空の雲が厚くなり、遠くで雷がゴロゴロと鳴り始めたので先を急ぎました。途中でマムシの死骸を発見!鳥ではなくケモノが食いちぎった残骸のようですが、詳細は不明。

 今年の扇ノ山のブナ林は、近年まれに見るほどの大量の実を付けています。この先、台風などによる落果がなければ、2009年の秋と同様にこの秋には無数のアトリの大群がやってくるかもしれません。今年の秋に期待しましょう。クマさんたちも、毎日ブナの木を見上げながら舌なめずりをしていることでしょう。

   
    マムシの残骸、犯人は誰?      「水場」の湧水でコーヒーを入れると絶品!

 13時半に水場に到着。鳥合わせをしたあと、車で下山しました。全部で29種を確認。天候にも恵まれて初夏のブナ林を堪能することが出来ました。この日残念だったのは、ブナ林に固有のマミジロを確認できなかったこと。また、以前はいたる所で見かけたサンカヨウの白い花やほんのり甘いその実を、今回まったく確認できなかったことも気になりました。サンカヨウはシカの大好物。シカが増えすぎたために、扇ノ山のサンカヨウは絶滅に瀕しているようです。

(by 管理人)


・6/11に南部町で「花回廊+石窯ピザ」探鳥会を実施
(2017/6/18)


 梅雨の時期の探鳥会の企画は難しいものですが、西部には南部町に「花回廊」という強い味方がありました。6/11(日)の天気予報は曇一時雨、雨降りなら屋根付きの回廊を歩き、傘をさしてちょっと園内散策でOKと考えました。
 当日、天候は曇りで雨は降らず、遠路鳥取市からの7人を迎えて総勢15人で入場。ゲートの西館から南館まで回廊を、続いて谷沿いの園内路を歩き、花の丘を経由して北館から西館に回廊を戻りました。回廊から地上を見下ろせて、樹冠のホオジロ、カワラヒワは見やすく、サンショウクイが枝先に止まるのも見ることができました。園内をゆっくりとほぼ一周して第1部は終了。

  
     雨でも安心な回廊コース          園内路も良い感じです

 第2部は、すぐ近くの「ノームの糸車」で石窯ピザとハーブティーをいただきました。

  
   ホタルブクロが咲いていました       1人に1枚のオリジナル手作りピザ


雲に隠れていた大山も食事終了時にはくっきりと見え、最後に全員で集合して写真を撮りました。


(by H.T、photo by T.T)






・前支部長の福田紀生さんが旭日双光賞を受賞!
    6/4に会員有志で祝賀会を開きました。 
(2017/6/18)

 前支部長の福田さんに対する旭日双光章の授与が4/28に発表されて、全国紙の記事にも載りました。自然保護にかかわる活動に対する高い評価という点で、福田さんのみならず当支部や他の自然保護団体にとっても意義のある受賞であると思います。以下、土居支部長によるコメントを掲載します。

『 このたびの春の叙勲において、前支部長の福田紀生さんが鳥獣保護の功績により旭日双光章を受章されました。公益財団法人日本野鳥の会の会員として、NPO法人日本野鳥の会鳥取県支部の役員として、野鳥の保護活動や普及啓発活動などに永年取り組まれ、私たちの活動をリードしてこられました。
 今回の受賞は、野鳥の保護という純粋なボランティア活動の功績が認められたという点で特に素晴らしく、誠に誇らしい受章だと思います。
     平成29年5月1日   NPO法人日本野鳥の会鳥取県支部 支部長 土居克夫 』


・「受賞理由」

 ① NPO法人 日本野鳥の会鳥取県支部に関する功績
 同支部の理事を平成5年から現在までの24年間務め、また平成18年からの7年間、支部長を務めた。この間、県東部の山地に建設が計画された風力発電施設について、クマタカの生息域への影響が懸念されたことから、外部委員による適正な環境影響評価の実施を強く進言。結果として、この建設計画は大幅に変更され、希少野生動植物とその生息環境の保護に貢献することが大であった。
 また、県の「希少野生動植物の保護に関する条例」に基づくブッポウソウとコアジサシの保護管理事業を同支部の重点事業として強力に推進した。特にブッポウソウについては、地域住民、子供たちとともに巣箱設置、管理及び観察を行い、生息数の回復だけでなく、生息環境の保全と環境教育の面でもその功績は大きいものがあった。

 ② 自然保護思想の普及啓発に関する功績
 同支部の一員として、永年に渡って一般県民に対して野鳥に接し楽しむ機会を創出し、野鳥に関する科学的な知識と保護思想の普及に努めて来られた。
 また、氷ノ山後山那岐山国定公園における「環境省自然公園指導員」、県の「とっとり環境教育・学習アドバイザー」等を務め、鳥取県の優れた自然環境への理解と保全に貢献された。さらに東部地域の小学校の特別講師、県が小中高生を対象に主催する愛鳥週間ポスターコンクールや巣箱コンクールの審査委員を長年に渡って活躍、将来の自然保護を担う人材の育成に大いに貢献された。 

 ③ 行政関係への協力に関する功績
 永年培った野鳥に関する知見を生かして、国交省や県が行なって来た殿ダム建設、千代川河川整備、各種道路の建設にかかわる環境影響調査のアドバイザーを務め、近年は、「県環境審議会委員」や「湖山池環境モニタリング委員会委員」として、鳥取県の環境行政の推進に尽力されてきた。
 環境影響調査や県環境審議会においては、猛禽類をはじめとする希少野生生物種の保護や生息環境保全の基本方針と具体的な実践方法を示した。これらの指摘は実際の事業計画の内容に大きく反映されている。学識者や環境保護団体のみならず、事業者からの信望も厚い。
 さらに、県が委託する野鳥モニタリング調査や、「レッドデータブックとっとり改訂版(2012)」の発行など、様々な活動と取り組みに参加、野生動物と生物多様性の保全に資する基礎資料の収集に多大なる貢献をされた。


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 福田さんの受賞を祝って、会員有志により鳥取市内のホテルで6/4(日)にささやかな祝賀会を開催しました。東部会員を主に、中部と西部からも駆けつけて約20名が集合。最初に土居支部長のあいさつ、続いて福田ご夫妻に花束贈呈、福田さんからの感謝の言葉もいただきました。その後は、飲食と会話を楽しみながら、出席者が次々にお祝いの言葉を披露、楽しいひと時を過ごしました。


  
   賞状の中央に「大日本国璽」の印        土居支部長あいさつ

  
      ご夫妻に花束贈呈            福田さんからの御礼の言葉

  
 各自の短いスピーチの後に、次の人を指名      最後に全員の集合写真

 福田さんには、引き続き当支部の活動の中心的存在として、お体に留意されながら今後もご活躍いただくことを、支部会員の総意としてお願いしたいと思います。

(by 管理人)


・5/27~5/28に「バードウォッチング in 大山」を開催!(2017/6/2)

 5月の27日(土)と28日(日)、恒例の「バードウォッチングin大山」を新日本海新聞社の特別後援を受けて開催しました。好天に恵まれて風もなく、絶好のBW日和でした。

  
   山楽荘の前庭でオープニングの挨拶    オオルリのビューポイントにて

 5/27夕方の探鳥会参加者は56人、非会員のビギナーグループ29人と会員グループ27人の二手に分かれて大山寺を散策しました。オオルリ、キビタキなどの美しい姿、声を楽しみ、近年大山寺周辺で繁殖し始めたジョウビタキのさえずりも聞くことができました。

  
  金門から声を頼りにオオルリを探します    子供用の踏み台も用意しました

  夕食には宿坊山楽荘の名物「山菜精進料理」をいただきました。この料理目当てで、探鳥会+夕食(宿泊なし)という参加者もありました。夕食後は、こちらも恒例のお楽しみ野鳥グッズ抽選会(自己紹介つき)で親睦を深めました。
 
翌朝は4時起床。4時半出発の早朝探鳥会です。宿泊者以外の参加者もあり、未明から始まる小鳥のコーラスを聞きながらブナの森を散策しました。朝食後の9時からの探鳥会には新たな参加者11人を加え、ゆっくりと石畳の参道などを歩きました。
 初参加の人、リピーター、子供連れの家族、夫婦、若者、高齢者といろいろな方が参加され、一緒に楽しい時間を過ごすことができました。
(by H.T、photo by T.T)

  老若男女が山楽荘の山菜精進料理に舌鼓



・5/14(日)に鳥取県下で一斉探鳥会を開催!! (2017/5/18)

 毎年五月中旬のバードウィーク(愛鳥週間)には、県下三地区一斉の探鳥会「青い鳥を探せ!」を開催しています。今年は抜けるような青空の下、例年より若干遅れ気味の新緑に包まれながら実施することができました。

 ①東部 樗谿(おうちだに)公園

 東部の「青い鳥を探せ!探鳥会」は例年通りに樗谿公園で行いました。参加者11名が朝7時に神社の鳥居前に集合。最初に芝生のある公園を一回り。南側の山腹でサンコウチョウがさえずっています。梅鯉庵の池のカルガモは♂一羽だけ、♀はどこかで抱卵中の模様。小さな流れのそばではアサヒナカワトンボを確認。今日は昆虫に詳しい鳥大のT先生と博物館のI氏も参加されているので、昆虫の解説もバッチリです。

 神社に近づくと、頭上からオオルリのサエズリが降って来ました。神社本殿の軒下からスコープを出して、急角度に苦労しながら観察。残念ながら逆光のため、黒っぽい「青い鳥」でした。このオオルリ♂はサエズリの後半に特徴があることから、その後、神社の脇から大宮池の北斜面にかけてが彼のナワバリらしいことが確認できました。

  
  流れの上にとまったカワトンボに注目    オオルリが見えたけど、残念、逆光!!
 
 続いて「モミノキ広場」に進むと、新緑の広葉樹にメジロ、サンショウクイ、エナガが次々に飛来。虫がたくさんいるようです。しばし足を止めてその動きを追いかけました。

 その先の大宮池は、現在、池干し中。ほとんど水が無く泥田と化して、残念ながらカワセミを見ることはできませんでした。帰りには、ちょっと寄り道してモリアオガエルの卵を確認。毎年、五月中旬には産卵しているようです。
 オオルリの青色をしっかりと見ることはできませんでしたが、サンショウクイ等が多く出て(23種を確認)、天候にも恵まれた気持ちの良い探鳥会でした。
(by 管理人)



 一本の木に、メジロたちが次々に来たよ!


 ②中部 湯梨浜町羽衣石(うえし)城址

  バードウィークの「青い鳥を探せ!探鳥会」、中部は羽衣石城跡で開催。湯梨浜町の鳥であるサンコウチョウをターゲットに実施しました。早めの準備のため7時30分に現場駐車場に到着すると、すでに車が何台もあります。遠方から早めに来られた方でした。集合場所が分かるように野鳥の会のノボリを準備している最中にサンコウチョウが複数鳴くので、見上げると、尾の長いオスが上空を飛んで移動しているのが見えたり、2羽が鳴き交わしていたり!!まずはターゲットの鳥が出現し安堵して準備を進めます。

 今回16名と中部としては多めの参加者で、非会員が多く、住所を見ると中部以外が大半でした。サンコウチョウと名打った探鳥会だったので、それを期待して遠方から参加された人のようでした。
 残念ながら、8時からの探鳥会では、声はすれども姿は見えずのサンコウチョウとなってしまいました。参加した人には不満の残る探鳥会だったと思います。代わりに何回も姿を見せたのは、サンショウクイ。最大では同時に5羽が出現、近くの木に止まって姿を見せてくれました。登山道の途中では、5mほどの傍からバタバタと鳥が飛び立ち驚きましたが、ヤマドリのメスでした。羽衣石では初の記録ではないかと思います。

 夏鳥がすでに来ているとは思うのですが、カッコウ類はどれも聞かれず、時期が早かったようでした。また、例年見られるキセキレイやツバメも見られず、ちょっと不思議な感じの探鳥会でした。
 ここは倉吉の打吹山とセットでの羽衣伝説の地です。天女が舞い降りたとされる場所にある羽衣石(はごろもいし)の祠が、つい先日の5月5日に70年ぶりに奉納され、真新しいものになっていました。その足場の石の積み上げ方が中部地震の後とは思えないほどのユルさで、この先に心配を感じるほどでした。
 探鳥会としては、27種と多めの鳥の出現でしたが、姿を見ることができた種がわずかでした。新緑の中での探鳥会でしたが、消化不良の感じもしました。(by R.Y)


 ③西部 大山町大山寺

 バードウィーク中に企画した「青い鳥を探せ!」と銘打った探鳥会は好天に恵まれ、参加者は非会員11人と会員19人の合計30人でした。非会員の中には鳥見が初めての方も多く、支部の双眼鏡を貸し出して使い方を説明してから出発しました。

 大山寺ではいろいろなイベントが開催され、賑やかなのは仕方ないですが、境内でオオルリのさえずりを聞いていると近くで法螺貝(ホラガイ)を吹く人あり、オオルリの観察ポイントでは、「ヤッホー!」と子供たちの大きな声。合間を縫ってオオルリ、キビタキを観察し、サンショウクイは直ぐ近くまでやってきました。最後は、近年大山で繁殖し始めたジョウビタキの♂♀をじっくり見ました。

  
     寂静山から大山を望む            新緑に包まれて
 
 解説用に作った野鳥図鑑の抜粋拡大バージョンは好評でしたが、予想以上に大山寺に人が多く、探鳥会の参加者も多くて列の前部と後部が離れたことから、全員に十分な説明ができなかったことが反省点でした。
(by H.T)




        石畳の参道で


・大山一斉清掃+BWを開催 (2017/4/23)

 4/16(日)、恒例の「春の大山一斉清掃参加+BW」を開催しました。当支部は毎回この清掃活動に参加しています。ゴミ拾いをしながらも耳は鳥の声に集中し、私たちのいつもの担当区域、下山キャンプ場-小鳥の道-横手別れ までの区間を歩きます。最近は車からのポイ捨てゴミなどは減ってきているようですが、まだまだタバコの吸い殻や空き缶などが、歩道やガードレール下で次々に見つかりました。

   
 大山寺から歩道、車道を歩いてゴミを拾います  あちらこちらに顔を出すフキノトウ

 ゴミ拾いが終了すると、今度は双眼鏡を手に本格的に探鳥を開始しました。今シーズンの大山の積雪はかなり多かったため、まるで3月末に行う「大山残雪探鳥会」の様子。それでも木々の芽吹きは始まり、山桜やタムシバの白い花は満開で、落ち葉の中からはたくさんのフキノトウが顔を出していました。
 樹間ではコガラやヒガラがせわしなく動きながら賑やかにさえずり、キビタキのオスは無言のまま縄張り争いのバトルを開始していました。そろそろ巣作りの準備でしょうか、キビタキのメスがひそやかにブッシュの中を移動している様子も見られました。

   
 「小鳥の道」の数カ所には、まだ沢山の残雪  滑らないように用心して!でも皆、楽しそう

(by T.T)



コアジサシのデコイ、今年も完成!(2017/4/14)

 4/9(日)に湯梨浜町でコアジサシのデコイの色塗り作業を実施。県内各地から小学生も含めて15名が集合。三時間の予定が、二時間程度で作業を終えることが出来ました。五年目ともなると、作業にも慣れてくるものですね。塗る前は「うーん、これムクドリかな?」などと言っていた形状的に規格外のデコイも、色を塗ると途端にコアジサシらしく見えてくるのが不思議です。

   
 クチバシの黄色を塗ると、急に鳥っぽく・・  塗装を早く乾かさないと作業が間に合わない

 さて今年は、どのデコイが一番モテるのでしょうか?去年は、小魚をくわえてデコイに求愛していたコアジサシ君も居たとのことですが・・・。

   
  完成デコイを前に満足の参加者一同    頭の幅が倍半分違っても、色を塗ればそれなりに

 コアジサシデコイの色塗りに参加のみなさま、おかげさまで40+1体(取り寄せた材料は40体分だったのに?)のコアジサシが完成しました。これで、昨年の洪水に流されないで生き残った40+と合わせ80+のデコイを設置できます。設置作業は、4/29(祝・昭和の日)の予定です。

 4/29の日程と集合場所については、すでに会員向けのメーリングリストで連絡済みですが、その他の方(会員外も含む) の参加も歓迎します。詳しい内容については、管理人までメールで問い合わせてください。

(by 管理人、S.T)


・3/26 大山残雪探鳥会 イン 明け間の森の報告(2017/3/31)

 今年の冬、1月と2月の鳥取県内は大雪で、国道の立ち往生は全国ニュースにもなりました。3月26日に大山明け間の森で計画した探鳥会までに雪が解けるか心配でしたが、それでも何回か南風が吹き、残雪は残りわずかとなっていました。

 探鳥会当日は風はないものの気温は低め、たまに射す陽差しが心地よかったです。鳥の方はやや少なめでしたが、ウグイスやカワラヒワの囀りも聞かれました。ヤマガラ、エナガ、ホオジロなど、つがいと思われる2羽での行動が多く見られました。
  
    若葉が出るのは、まだまだ先     道路の雪は消えたが、林床には残雪が

 いよいよ、春の賑やかな季節の到来です。若葉が萌える直前が探鳥にはおすすめです。縄張り争いを繰り広げる雄同士のバトルも見られるかもしれません。皆さん、双眼鏡を持って野山に出かけましょう。

(by H.T)


・コアジサシのデコイを作製中! (2017/3/21)

 海や川にいる小魚を主食とするコアジサシは、日本各地でその繁殖地の砂浜等が急速に減少しており、鳥取県ではレッドリスト上の「絶滅寸前の野鳥」に指定されています。当支部では県からの委託を受けて、四年前からコアジサシの繁殖地の保護に取り組んでおり、今年が五シーズン目となります。

 この活動の一環として、コアジサシに安心して繁殖地に定着してもらうためのデコイ(人形)作りに取り組んで来ました。努力の甲斐あって、昨年には約30羽ものヒナの成長を確認することができました。今年の作成目標は40体。第一段階として、先日の3/12(日)にデコイの削り出し作業を行いました。

 作業用の部屋を借りた湯梨浜町公民館羽合分室(アロハホールの隣)に会員有志が集合。とは言っても、遅れて来る人あり、会場を間違えて別の公民館に行ってしまう人ありで、全員そろって作業したのは一時間弱でした。中部から5名、東部と西部からも2名の方にそれぞれ参加していただき、計9名で削りました。

 用意したデコイの元の材料は40体。鳥取市のSさんから10体の予約が入っていたので、残る30体を手分けして削りました。ほとんどの人が時間切れで持ち帰りました。次回の色塗りの日には、余分な脂肪をそぎ落とした立派なコアジサシが持ち寄られることでしょう。

  
  T氏のジョークが暴走、笑いながら作業  元型(向う側)から削り込むのは、結構大変

 次回の色塗りは4月9日(日)お昼の12時からです。場所は変わって(というか元に戻って)、旧東郷町の中央公民館です。羽合分館(アロハホール)は予約でいっぱいでした。色塗りだけでも参加できます。
お待ちしています。

(by 管理人、S.T)


・2/26に県西部の海岸でカモメウォッチング (2017/3/5)

 風も弱く陽差しもあり、絶好の探鳥会日和りでした。今回の「楽しいカモメウォッチング」の担当はカモメ大好きの土居支部長。参加者は20人、ほぼ全てが会員でした。

 最初に行った大山町御来屋漁港付近にはカモメ類は少なく、ウミウ、ヒメウ約50羽。保田海岸に移動しますが、ここもカモメ類はわずか。シノリガモも遠い。しばらく観察していると、目の前でミサゴが獲物めがけて急降下、見事大物を仕留めたのですが、大物過ぎて何度持ち上げようとしても飛び上がれず、とうとうあきらめて放してしまいました。息詰まる攻防でした。
  
   つかんでは、みたものの・・・          行けるかっ!?

  
       魚も抵抗!             ぼうぜん・・、むなしい・・・・

 淀江まで移動して宇田川河口と日野川河口で、ウミネコとカモメの違い、幼羽から3年目までの換羽の順番、セグロカモメ、オオセグロカモメの背中の色の差、成鳥になるまでの5年間の羽根の違いなどを詳しく解説してもらいました。

  
    宇田川河口でカモメ観察           宇田川河口のウミネコなど
  
    日野川河口でカモメ観察        日野川河口のセグロ、オオセグロなど

カモメの識別ガイドブックを注文して復習しようとする会員が数名ありました。
(by H.T, Photo by H.Y)
 


・1/8に天神川河口で新年合同探鳥会を開催 (2017/1/14)

 年に一度の恒例の新年合同探鳥会はあいにくの雨模様でしたが、天神川河口右岸には県内各地から29名(会員外7名)が集まりました。雨は小降り程度で、傘をさして土手からカモなど水鳥を観察しました。
 まず、土居支部長からの新年挨拶でスタート、「今年は保護・調査活動の充実と、新規会員の増加に取り組みましょう」との内容でした。その後は、河口で休んでいるカモ類などを観察。

  
    雨の中、支部長あいさつ          傘を差して土手から観察

 続いて、谷口副支部長による「新年ウルトラクイズ in 天神川河口」で、当選者に焼き芋のプレゼント!さらに、東部ではすでに毎年初春の恒例となっている、K氏夫妻によるサギソウの球根の大量のプレゼント(育て方解説付き)。はたまた、希望者には野鳥雑誌「バーダー」、支部報「銀杏羽」のバックナンバーのプレゼントありで、大変おめでたい新年合同探鳥会でした。

 大人の平均年齢はそこそこ高いものの、参加者の小学生二人はいずれも将来有望な会員候補でした。

  
 「あっ、オオセグロカモメがいるよ!」   河口は砂州が伸びて、ほぼ締め切り状態。
  中部の小学生の識別能力にはビックリ!  カモたちの絶好の休息場所になっていた。   

 観察された鳥は、マガモ約500+、カルガモ約100+、ヒドリガモ20+、オナガガモ、コガモ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、カワウ、アオサギ、ウミネコ、オオセグロカモメ、オオバン、ミサゴ、セグロセキレイ、ツグミ、ヒヨドリ、モズ、アトリ、シメ、ハシボソガラスの計20種類でした。
(by H.T)



・この冬も、また東郷池でクリスマス花火! (2017/1/14)
  
-今回も、コハクチョウ約50羽が花火の音に驚いて一斉に避難!-

 12/23と12/24の両日、東郷池でクリスマス花火と称するイベントが実施されました。打上げ地点から約3km離れた天神川をネグラとするコハクチョウに与える影響が大きいとして、当支部は過去三年連続で同イベントの主催者である「はわい温泉・東郷温泉旅館組合」に対して中止を要望してきました。残念ながら、今回も聞き入れていただけませんでした。

 12/23当日の観察結果を以下に示します。今年のネグラの場所は、天神橋と北野神社の中間付近です。右岸側の北溟中近くの堤防上の桜並木周辺に車を停めることができて、観察にはこのあたりが好適です。

左の写真は、当日の17:00頃の天神川のネグラの様子。すでにコハクチョウ11羽がネグラに入っていました。このあとに観察した人の話では、最終的に約50羽がネグラ入りしたとのことです。
 



 さて、20:00頃から会員二名で観察開始。
 20:15に花火が上がり始める。この夜は強い西風が吹いていたせいか、花火の音は去年より小さい感じであった。
 20:24、急にコハクチョウの鳴き声と水面を叩く音が聞こえ、多数が南へ、一部が北へ飛び去った。約50羽すべてが逃げ出したものと推定。その直後に風が弱くなったので、花火の音が急に「ドーン、ドーン」と大きく聞こえだした。人間には弱いと感じる音でも、連続して成り続けることでコハクチョウは脅威と感じることが判明。20:30に花火終了。

 はるか北極海の沿岸から、片道だけで約4000kmも飛んで毎年当地を訪れてくれる珍客に対して、地元がこのような対応を取り続けてよいものでしょうか。天神川のコハクチョウの数は、以前は毎年100羽前後は来ていたそうです。最近、飛来数が減少しているのは花火の影響も考えられます。

 こんなことでは、幸福をもたらす鳥として日本人が古来から大切にしてきた白鳥が、今後は鳥取県中部から居なくなってしまうかも知れません。この花火イベントはこの冬が最後となるように、関係者の皆様には改めて再考をお願いいたします。

(by 管理人)